キャンプ、ツーリングに「イージスオーシャン」が最強すぎる。
普通に歩いてても、外出したことを後悔するほど寒い冬。ましてやバイカーやアウトドアっ子の皆様は様々な対策を練ったり、冬にはバイクに乗らなかったりアウトドアもしなかったり…
そんな中、2015年ごろより巷で流行りだした、ワークマンの「イージス」というコスパ最強の防水防寒スーツ。近年のモデルではバイク目的だった釣り目的だったりと様々な派生をして、かなり売れているそうです。
パタゴxxとかノースフェxxとか有名アウトドアメーカーで真冬用のダウンやマウンテンジャケットを買うと3万以上は確実。パンツだって1万はするでしょう。エリソデの薄汚れた古着を中古で買っても上着だけで1万はするし正直買いたくない。
だが、なんとこの「イージス」ならびに僕の購入した「イージスオーシャン」は上下セットで
税込 6,800円
である。同じくワークマンで防寒インナーや靴下を合わせて用意しても1万でお釣りがくる値段。有名ブランドのダウン1枚分の値段で5着買えます。毎日着回せます。ハンパないですね。
そこで僕も12下旬に山梨県の河口湖近辺でキャンプをすることになったので、ワークマンへ行って、
「イージスオーシャン」を購入してきました。そしたら想像をはるかに超える素晴らしさだったので、レビューしたいと思います。
室内で確認&実際にバイク乗ったりキャンプしてみた。
機能とサイズ感
まずは開封!この過剰梱包でない感じが最高にいいですね!
じゃん!スノボーやスキーウェアみたいな重さと厚さです。
安い!そして「イージス」でなく「イージスオーシャン」にしたのはストレッチ性が高いからです。僕は車高の低いクルーザーですが、オフ車とかで足をがっつりあげる時も安心!
裏地は胸上がジャージ生地でしたがシャカシャカしたもの。首部分はフリース素材でフード脱着可能。
左右についたポケットはかなり広く、そして奥の方まで作られていて、Blu-rayディスクがすっぽり。8インチタブレットとかでも全然入ります。
背中に反射素材でイージスのマーク。これは正直いらないや。
手の甲までカバーできる親指の通る袖。
パンツの裾は脱ぎ着しやすいようにジッパー付き。
パンツはボタン留めでジッパーが付いていて、紐でウエストを絞れます。ポケットはありません。右腰部分に何か引っ掛けられるリングが付いてます。
で、着てみました。サイズは身長170-180のLサイズを選択しました。ウエストは78-88なので大きめです。
僕が174cm/55kg/10%/ウエスト70cmの体型です。(ジーンズだと27,28インチくらいです)
おー!丈とかジャストな感じ!裾も引きずらず、袖もぴったり!心配していたウエストも全然問題ない!細くても平気だし、ゴムが結構伸びて広がるので大柄な人でも大丈夫そう!キャンプの時は下にユニクロのウルトラライトダウンとパーカーとか重ねてても問題なさそう!
フードのツバが気になる…というか不審者みたい笑
試しに家の中でパンツと半袖Tシャツの上に来てみたらやばい暖かさ!いつもは、長袖Tシャツ、カーディガン、パーカー、ユニクロの薄いダウンとももひきヒートテックにスウェットを着て、それでも暖房をつけるか迷うレベルなのに、イージスきたら半袖Tシャツだけで動いたら暑くなるレベル!決めた。部屋着として防寒着をワークマンでもう一個買います。(防水のない防寒スーツはもっと安かったです。)
バイクに乗ってみる
ただ、大きな欠点を発見…スクーターとか純正マフラーガードが付いたバイクならともかく、僕のようなハイパイプのバイク等、エキパイやサイレンサーにぶつかってしまうと多分溶けます。ぶつかりそうな方はせめて下は耐熱加工が施されてるものの方が良いかもしれません。
実際に上だけ着て夜間に走ってみました。気温は9度で風はそこまで強くなかったです。
風も防げるし、やはりウルトラライトダウンもずっと暖かいし、それなりの値段がするダウンジャケットやライジャケと同等以上の暖かさ!これであればワンサイズ、ツーサイズ大きめを買って通常のバイク乗る格好の上に合わせてもいいですね!
特に2種スクとかを通勤や移動に使われている方であればコスパも高く、防水性もあるのでとても利便性が高いと思います!スクーターの方は大丈夫かと思いますが、パンツが割と太めなので、マフラーにぶつからないかよく確認してから使ったほうがいいです。
真冬にキャンプしてみる
12月中旬の河口湖。気温は、-3度。明け方には-5度を下回るという環境で一晩過ごしてみました。
まず、焚き火を焚いている間は全く心配無用。ヒートテック、ロンT、パーカーとイージスのみで寒さは感じません。下はヒートテックタイツにスウェット、ジーンズ、その上からイージスのパンツでした。手や足先の方が気になります。
そして、火を消して就寝時。外気温-3度くらい、僕の寝袋は-12度まで耐えられるダウンシュラフでマットもモンベルのきちんとしたものを敷いていたので、イージスを脱いでセーターとユニクロのウルトラライトダウンを着て就寝。意外と暖かいかも…と思った5分後にはギブアップ。速攻でイージスの上下を着込む。だいぶ変わる少しは耐えられそう。
そして、再度寝袋へ入り就寝しようとするもまだ寒い!!寝るときはイージスを着てても結構寒い!
とりあえず目を閉じて寒さを耐えていたら、いつの間にか寝ていて朝がきました笑。ダンボールを探してマットの下に敷く夢を見ていました笑
多分グランドシートとマットとダウンシュラフでもカバーできないくらい地熱が低かったことと、僕のテントが8割メッシュでその上にフライシートが掛かっている「Kelty Grand mesa」だったことが影響していると考えられます。
結論
0度以上でのキャンプ等のアウトドアにはコスパ最強です。0度以下の場合は寝具をマット、十分気温に耐えうるダウンシュラフ、毛布を用意した上で、ヒートテックやセーター、ダウンを着込んでさらにイージスを着て寝るくらいすれば耐えられると思います…まあ、シュラフやテント、マットの装備次第ですね。
で、ツーリングやバイク乗る時には十分使えます。というか噂通り、コスパ最強の選択だと思います。1点注意なのはパンツがマフラーに当たって溶けてしまうので、ぶつかる方はイージスシリーズのジャケットのみを買う方がいいと思います。
あと、共通した最大の注意点が1つ。
おしゃれは求められません…
キャンプ場で一眼で写真撮ってたら「南極観測隊の人みたいだね」と言われました。女の子と冬アウトドアするときにイージスを着ていたら、ドン引きされるか、「南極観測隊の人と同じ格好だよ」とネタにして笑いを取るか2択です。
まあ、僕はキャンプの時はイージスきて登山用バックパックを背負って電車に乗ったので多分大丈夫です。人は毎日色々忘れます。
というわけで機能性はコスパ最強のイージス。見た目を気にしなければ防寒用品で間違いなく最良の選択肢の一つです。
皆さんも、イージス、いやワークマンのコスパの高さをぜひ利用していただけたらいいなっと思います。
では、Godspeed you!