ピストは危険??僕がピストに乗る理由。

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数年前に「ノーブレーキピスト」が(悪い意味で)注目され、たとえブレーキをつけてても、「ピスト=危険、悪」という視点で見られる方も未だ多くおります。

そもそも「ピスト」とは
・ブレーキを両輪装備無しの状態で公道にて使用されているトラックレーサー、固定ギア(fixed-gear, fixie)のことである。(Wikiprediaより)

というもので元来は競技場で用いるトラックレーサーを元にしているため、ブレーキなしで、ペダルを逆回転方向に力を加えることで減速する乗り物です。ですが、日本においては道交法で定められているように、前後に制動装置を取り付けることが義務となっております。

と、まあ、こんな乗り物ですが、乗って2ヶ月程度の僕の私見と元メッセンジャーの方のお話を踏まえて、

ピスト面白いよ!!

というお話を中心に危険なことや恐れ多いですがアドバイスをしていきたいと思っております。僕は前後ブレーキを装着しています。自己満足な記事なので悪しからず笑

それではピストの面白さや良さを紹介していきます。

1.固定ギアの感覚がたまらない

固定ギア=ペダルと後輪が常に同期して回る。この感覚がたまりません。

進むときには自分の踏んだ分だけグイグイ進み、漕いだらタイヤの回転の勢いがペダルへ戻ってくる(お釣りが来る)というダイレクトな感覚はヤミツキになります笑。なので意外と上り坂も登れます。一方で止まるときにはいくらブレーキつけようが、急ブレーキは危険です。慣性で吹っ飛び顔面からダイブする可能性もあります。 そして下り坂では自分の脚力(とブレーキ)でスピードを殺しながら運転するのでかなりの脚力を使います。少し慣れてくると「スキッド」と言ってペダルを逆回転方向に力をかけて後輪をロックさせ、減速する技術もあります。ブレーキがあれど基本は走るときも、止まるときも自分の足で自転車をコントロールする。このある種の人馬一体的な固定ギアのダイレクト感はハマってしまいます笑。

2.周りをめっちゃ注意するようになる

ピストはブレーキつけていても急ブレーキは危険です。ジャックナイフでこけて大怪我する可能性もあります。なので、
「角や道路が交差するところはめっちゃ注意!」とか、
「2台前のチャリ、そこのコンビニへ右折しそう」とか、
「後ろから車、単車や速い自転車が来ていないか」

などなど、周囲の環境の多くに気を使って、事前に減速するなど「かもしれない運転」の極地を目指すような運転が必要です。

そのように周囲の環境や流れを把握しつつ、自分も交通の流れに乗ってスムーズに走れるようにならなければなりません。

だからこそ、有名ピストライダーさんの「魂を磨く」という言葉に繋がってくるのだと思います。

3.ブレーキの用途は最小限

ノーブレーキを肯定する訳ではないですが、7,8キロふらっと乗っていたらブレーキ使わずにいた。ということは起こり得ます。当然交通状況にもよりますが、上記のように流れや危険を察知するように気を使い、事前に減速する場合や一時停止、信号など事前にわかる停止ではスキッド等、足で減速や停止をするため、ブレーキに触れることなくライディングできます。

ブレーキを使うときは「緊急回避」「キツイ下り坂」のような時です。

特に下り坂では足で止めるのがキツイこともさることながら、チェーンが外れたら止まるすべがない(実際には足でタイヤを止める方法も存在するらしい…)ので、安全の為にもブレーキはあったほうが良いと思います。

「流れに乗って、流れるように走る。」

こんな感覚もピストの魅力かなと思います。

4.壊れにくい

ピストの構造はロードバイク等と比べてシンプルです。変速機構(ディレイラー)もないですし、フレーム、フォーク、ハンドル、クランク、スプロケット、コグ、タイヤ、ホイール、ハブ、あとブレーキ。と大雑把ですがユニット部品としては数えられる程度の点数です。なので、通常の街乗り程度では壊れにくいです。ガリガリとスキッドやBMX的な事をしていたら、多少故障してくると思いますが。通常の街乗りベースでは壊れにくいです。そして、工具と知識は必要になりますが各部品の交換も比較的容易にできます。工具も六角とスパナがほとんどです。できる部分は自分で交換し、わからない部分はお店に相談しましょう。

!!こんな人はピストに向かない。!!

ママチャリでもなんでも、周りを見ずに飛び出したり、急なブレーキを頻繁にかける人はピストバイクはやめた方が無難だと思います。前述の通り、急ブレーキ多用の乗り方をしていてはピストでは危険です。

子供用のシートをつけたママチャリおばさんが何も見ずに曲がってくる、ギリギリ赤信号変わった瞬間に飛び出す。後ろを確認せずに曲がる…等々、うちの近所ではよく見受けられますが、多分その人にピスト乗らせたらあっという間に怪我をすると思います。

矛盾しているようですが、ノーブレーキピストの人ほど、周りをよく見て、安全に注意して、危機察知する能力は長けているのではないかと思えます。逆に適当にママチャリを乗り回している人の方がよっぽど飛び出し等の危険運転を行なっていると思います。でも、安全のためにブレーキはつけましょう笑

まずは、きちんと周りに注意しながら乗ることから、始めましょう。

それでは2ヶ月しか乗っていない僕からピスト乗りたい人へのアドバイス。笑 なんて偉そうなやつだ!笑

1.中古ピストは気をつけろ。

これは僕の失敗談ですが、欲しかったモデルが中古で割安なので即買いしたところ、フロントホイール(結構高いやつだった)のハブ部分が故障していて、結果また6万ほどかけてホイールの買い直しを行う羽目になりました。特に個人売買の場合は誰も保証してくれません。まず知識がなく、初めてのピストなら、少し予算を足してでもショップ等から、新品を買うことをおすすめします。知識もなくバイクや車をメルカリやオークションで買うと危険なのと同じです。それと同じです。それとショップで買えば後々も面倒見てくれたり色々教えてくれます。

2.ショップはよく調べてから行こう

自転車屋は数多ありますが「ピスト屋」は少なく、大手販売店でもロードバイク中心の展開となっております。また、自転車やバイク業界の特徴なのか、接客や技術、知識含めて評判の良い店と悪い店が存在します。ですので、「初めてショップ!」とかの場合はGoogle先生に頼りまくり、可能な限り評判のいいところにまずは行くのが良いと思います。自分に知識が付いてきたら、様々なお店に行って、「自分とあう、合わない」を探すのも良いかと思います。意外と「接客はぶっきらぼうだけど、すごく良く仕上がっている」ということもありますし。買い物は気持ち良くしたいですしね。

さて、いかがだったでしょう。
やはり、急ブレーキが効かない、など、慣れるまでに危険だと思われる箇所もありますが、それはロードやBMXでも「慣れるまでは危険、慣れても油断したら危険」ということは同じだと思います。

ですので、興味のある方はぜひ、ピストに乗って体感してみてください。脚力を使ってダイレクトに走る楽しみは何物にも代え難い楽しさです。

ちなみに僕のおすすめは
「Leader Bike 735TR」です。

LeaderBikeはカリフォルニアのメーカーでトラックレースでなくストリートのピストのパイオニアです。2014年にはカリフォルにはのストリートで一番早いブランドとしての地位を確立した「ストリートの為のピスト」です。

単車乗りやスケーター、ストリート大好きな方にはたまらないメーカーです。モデルもピンキリですが、10万円〜くらいの価格です。

ぜひ皆さんも安全に楽しいピストライフを!
Godspeed you!

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