クローンってどうなの?Hadalyでオーセンティックと比較してみた!

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Vapeを始めて、色々なアトマイザーやMODが欲しいなー!と思うも有名なものは結構なお値段。

そんな時、見かけは同じなのにやたらと安いものが…

そうですクローン(Clone)です。

クローンや、〇〇 Styled…と銘打たれた製品。ストレートに言えば「コピー品」です。洋服やアクセサリーでは禁忌とされている「クローン」はVape業界では平然とまかり通っている現実があります。

真面目に捉えれば「コピー品なんてとんでもない!」となるのですが、今回は倫理的にクローンが良い悪いではなく、客観的にオーセンティックと呼ばれる正規品とクローン品について比較してみたいと思います。

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クローンvsオーセン。差はどこにある?

今回はHadaly RDAのオーセン(ファーストバッチ)とSXK製クローンで比較をしていきます。この先の写真は基本的に左がオーセン、右がクローンです。

Hadaly本体。ほとんど見分けがつきませんが、エアフローホールがオーセンのがやや広いかな?

付属品はクランププレートがオーセンにはついていますが、クローンにはないのが大きな違いみたいです。あと、Oリングがクローンのが小さいのと、クローンにはドライバーがついています笑

上からみたらますますわからないです…

ただ、サイドのロゴは明確に違います。こちらがオーセン。HADALYの文字が深く彫られています。

対するクローン。彫りがやや浅く、横に伸びてセカンドバッチで話題になったような「HAOALY」、ハオアリーのように見えてしまいます。

ドリップチップもほとんど見分けがつかないです。クローンの方がややOリングが薄いかな?といった感じ。

ボトム部分の比較。こちらは逆にクローンの方が深めに彫られています。予備品でもありましたが、コンタクトピンがクローンの方がゴールドですね。あとSXK製は0767が固定なのでしょうか他の方の画像でも0767があった気がする。私のは1万番台です…

そして、肝心のデッキです。写真が悪くて申し訳ないのですが、クローンの方がクランププレートとデッキの間に隙間があり、やや作りの精度が荒い感じです。

そしてサイドから。この時点でお気づきでしょうか?

こちらがオーセンティック。クランププレートとデッキがぴったりとあっており、バリや切削痕はないです。インシュレーターが若干浮いているのは仕様でしょうか笑

対するクローン。エアフローホールのバリ取りで面取りされていますが内側にややバリがあるのと、大きな違いはクランププレートとデッキの先端があっていません。また、切削痕も残っております。

インシュレーター材も色がクローンのが少し濃いです。画像検索等で「PEEK」材を調べるとオーセンティックの方が材料い近い色をしています。絶縁性、耐熱性、耐薬品性などに非常に優れ、vapeの安全性に大きく関わる絶縁体として採用されているPEEKですが、クローンの方はメーカーの違うPEEK材を使っているのでしょうか。

コンタクトピンとそれを包む絶縁体。

ネジ部分の穴はオーセンの方が大きいですがインシュレーター自体のはめあいはオーセンの方がぴったりはまってます。参考にオーセンはピンセット等でインシュレーターをうまく取り出そうとしても引っかかりがあるくらい「ピタッ!」とはまってありますが、クローンの方はデッキを机にトントン叩いていればポロリと抜けてきます。クローン品の方は完全に「すきまばめ」のはめあいです。

Hadaly【1st】とHaoaly【2nd】(No Leaf Cigarette(ぬるしぐ。)ブログ様)で記載されており大変勉強させていただきましたが、この部分に隙間があると、ネジとインシュレーターの間からリキッドが漏れ、MODをショートさせてしまう可能性もあるそうです。私は今回大丈夫でしたが、クローンを使い続けていると危険もありそうです。

左がオーセン(BFピンに交換したり、分解したりでちょっと傷っぽくなってますが…)、右がクローンです。外見では微小な違いですが、クローンのインシュレーターはオーセンに比べやや隙間があります。中心の穴径はクローンの方が狭いですが組み立てるとオーセンの方が精度よく「ピタッ!」と決まります。

ネジをはめてみると、より一層オーセンの方が「ぴったり」はめあっていることが伺えます。クローンはやはりやや隙間っぽい。またBFピンもオーセンが六角+トルクス(星型ネジ)のハイブリッドな形に対して、クローンは六角です。

実際にビルドして吸ってみる。

下記がオーセンとクローンのビルド。24Gカンタル、3mm、6ラップ。個人的に最近吸っているビルドですが、なんと両方とも0.62Ω!RBA始めた時よりカンやスキルがちょっとは上がっているのだろうか笑

コットンはクレドポー。ケンドーコットンの残りが少ないので買わないと…笑

コットンワークも両方頑張り、ウィックも完成。遠目から見るとわかりません。

で、30Wくらいで吸ってみました。リキッドは最近吸いっぱなしのVCT!夏でも吸ってそうです笑

…大きく違いがわからないかも…

気持ち的に毎日使っているオーセンHadalyの方が美味しくて、クローンはなんとなく「悪い」という先入観を持ってしまいましたが、正直目隠しされたらわからないかもしれないです。もっと舌の肥えた方やビルドや出力の違いでは変わるのかもしれませんが…

感想。クローンは避けた方が無難です。

ここまで、作りや味について比較しましたが、「味は大きく変わらないかもしれないが、作りの精度が違う。」ということを身を持って学びました。

僕自身は元機械設計屋なのですが、製品の設計や機械加工にはその会社のノウハウが詰まっています。図面は財産です。

見かけを似せて製造することは可能かもしれませんが、はめあいや幾何交差などは見様見真似だけでは再現できません。製造ベンダーの違い等もありますし、オーセンメーカーとクローンメーカーでは品質管理も違います。見様見真似でコピーをしても、細かな部分はオーセンにはなりえないのです。

そして、この「細かな部分」が先ほどのインシュレーターとネジ部分の隙間からリキッド漏れ、ネジが潰れ気味で締めづらい、コンタクトピンが緩い、RTAのタンクの精度が悪くリキッドが漏れたり滲んだり…と利用に際して不便であったり、危険であったりする「大きな違い」に繋がっていきます。アトマイザーもですがメカニカルMODのクローンなんかは、製造の荒さが場合によっては即爆発事故につながるかもしれないので恐ろしいです。

また、アトマイザーによく使われるSUS304,SUS316等のステンレスは切削加工が苦手な部材です。炭素鋼のように切削しやすい部材ではないのです。

アトマイザーは小さい、ありふれた部品に思えるかもしれませんが、ステンレスの加工やPEEKを始めとしたエンプラを使った結構手のかかった(加工費等、金のかかった)部品なのです。正直Kayfunは最初高いなあ…と思いましたが、「あの構造をドイツで精度よく仕上げて輸入したら、そりゃあ値は張るよなあ!」と今では納得できます。

なので、有名メーカーのオーセンティックが高いというのはある意味当然で、クローンには安いなりのデメリットが存在しているのです。

もしかしたら有名メーカーは「ブランド価格」的なものが含まれているのかもしれませんが、それを差っ引いてもオーセンティックできちんとしたメーカーなら納得の価格でしょう。

さて、上記色々とオーセンとクローンの比較、クローンの問題について記載しましたが、いかがでしょうか。

個人的には実用上の問題や危険性はもとより、「設計者」の方が一生懸命考えられて、図面を描き、工場で丁寧に製造して、品質を管理して…という「ものづくり」の努力が詰まっている「オーセンティック」を設計者さんやメーカーさんの名誉のために使って欲しいと思います。僕自身も初めて買ったDerringerがクローンだったのと今回の検証用のHadaly以外すべてオーセンを探して買っています。お財布が苦しくなれども笑

皆さんも安全で美味しいVape Lifeを!

では、Godspeed you!

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